Welcome to my blog

***Honeyholic***

ARTICLE PAGE

好奇心は猫をも殺す【R-18】

春コミで無料配布しました、コプブルリンなかよし3p話の再録です。
R-18ですので折り畳ませていただいています。

咥内で温まったゼリーが唾液やカウパーと雑ざりあってぺニスに絡み付く感触が堪らない。
そのうえすぼめた唇に絶妙な圧を掛けられ舌でしごかれたとあっては堪えようもなく、クッと息を詰めやがて来る解放の快感にブルームハルトはぶるりと大きく胴振いした。
腰元に覆い被さっている男のゴクリという嚥下音がやけに生々しく鼓膜を振るわせる。
刺激によって呼び起こされる生理的な快楽と、唆されたこととはいえ十二分にインモラルな行為をしているという背徳感にバイタルは乱れっぱなしだ。
1度で飲み干せず2度3度とうっとりと目を細めて天を仰ぎながらコクリ、コクリと嚥下する彼の喉仏の動きから目を話せなかった。
やがてすべてを飲み干すと空っぽですよ、とばかりに口をかぱりと開けて「な、ヨかっただろ?」と悪びれもせずのたまう。
悦かった。確かにめちゃくちゃ気持ちよかった、たがそれをすんなり伝えるのもなんだか癪だ。

口直しなのだろうか、リンツは残った栄養補助ゼリーの吸い口を含むとずずっと啜った。
「まったくどこでそんなネタを仕入れてくるんですか?……」
ゼリー飲料を含んだままフェラチオするだなんて。
射精の余韻で後頭部がうすぼんやりと痺れた心地がする。本当は誰に仕込まれたと問い詰めたいところだったが、恐らく彼は悪びれもせず答えるであろうし、それによってダメージを受けるのは確実にブルームハルトの方であろう。ともすればそんなこと答える筋合いは無いとまで言われそうだ。
「少なくともその件では俺は無実だぞ」
部下のじゃれあいを眺めながらウィスキーのグラスを振りカラカラと氷の音をさせてそう嘯くのはそのまた上官のシェーンコップ、要塞防御指揮官の特権でこの空き部屋を用立てた張本人だ。
連隊幹部との秘密裏の会合に使うと言えば職権濫用などと文句の出る筈もない。
「それにしても、とんだ秘密会合とやらですね、これは」
ケラケラと笑いながら彼もまた一糸纏わぬ姿でゆうにキングサイズはあろうかというベッドに手足を投げ出して寝そべるリンツが言う。
「密談は閨でと昔から云うだろう?」
シェーンコップは反省という言葉は遠く故国の母親の腹のなかにでも置いてきたと言わんばかりの不遜さで答えるが、それに比してこの期に及んで未だ羞恥心が抜けないのだろうか、ブルームハルトは大層複雑そうな表情をしている。
そしてそれを見咎めたリンツが伸ばした足の先でブルームハルトの綺麗に凹凸のついた腹筋をなぞりおろした。
「不満があるならおうちに帰ってネンネしててもいいんだぜ?ライナーぼうや」
きゅぅと三日月をひっくり返したように口角を上げて婬魔のような笑みを浮かべる目の前の想い人が堪らなく憎らしくいやらしく愛しい。
関係を持つのは婚姻の夜、だなんて拘っていた少し前の自分が馬鹿馬鹿しくて、いっそ可哀想に思えてくる程だ。
一度外れてしまった箍は簡単には嵌まらない、彼の差し伸べた手を掴み取ってしまったあの日以来、身体を重ねた回数は両手の指ではもはや足らない。
すっかり流されてしまっている、ブルームハルトにもそんな自覚はあるが今はそれが正解なのだとも思っている。他にどうしようがあるというのか。
みっちりと肉ののった太腿に手をかけ割り開いても抵抗の素振りすらなく、むしろ次に来るべき快楽の予感に腰が揺らめいているのにはまったく呆れる。
双丘の奥、肉色の蕾は僅かに綻び、虫を誘引する花のごとく、蜜を溢れさせている。
「チンコ欲しくて、ナカまで自分で濡らして準備したんですか?本当にドスケベで困った人だ、隊長は」
なるべく普段と変わらぬ口調でそう詰めると白い体躯がビクリと震えた。怯えや恐れなどではなく本気で感じ入っているのだ。
そんな彼の隠された被虐の性癖を知ったのもシェーンコップとブルームハルトとでリンツを物理的に共有するようになってからだった。
受粉を待つ熟れた雌蕊のように粘液を滴らせる其処にはち切れんばかりに充血した肉槍を添えれば、期待に満ちたように吸い付き、僅かに力を添えただけでさしたる抵抗もなくズブズブと飢えた泥濘に沈む。
弛いわけではない、他を知らぬブルームハルトには比べようもないが、千人斬りと名高いシェーンコップですら虜にした身体だ、所謂名器なのだろう。
生身の体温に包まれてしまえばあとは本能に従うまで。
体重をのせて踏み込めばリンツの背が綺麗なアーチを描いてシーツの海から浮上する。甲高い明瞭な嬌声ではなく、くぐもった鼻にかかった言語になり損なった音が漏れる。潤滑剤のぬめった水音と肉のぶつかる音、獣のそれに似た荒い息遣いと。
「おい、ブルームハルト、あんまり勢いよく攻めるなよ?夜は長いし、俺のイチモツを噛まれでもしたら堪らんからな」
まるで待てと言われた犬のように、上官の忠告に従い今度はゆるゆると腰を揺すってぬるま湯のような快楽に浸る。
今まさに蹂躙している身体もまた上官のものなのだが。
ガツガツと突き上げるのではなく、内へ内へと侵攻するように、奥深くまで暴きたい、穢したい、充たしたい。
喘ぐのと呼吸するのと揺さぶられるのでいっぱいいっぱいになっている愛しい彼の姿に胸がぎゅうっと熱くなる。
リンツは口に頬張っていたシェーンコップの男根が時折勢い余ってブルンと飛び出すとまるで母の乳房を逸した幼子のように切なげに唇をはくりとさせて追う。
その姿にブルームハルトは胸の奥がチリッと焼ける。
「隊長、誰のをここで咥えこんでるのかわかりますか?」
顔を横に向けて視線だけ寄越すリンツにブルームハルトはありったけ優しく声を掛けるが胎内を穿つのは止めない。確かにリンツに突っ込んで思うさま揺さぶっているのはブルームハルトに他ならないのに、顔を見れば他の男のイチモツを喉奥まで拓いて喰らっているのだ、この関係性を理解していてもなお釈然としないものがある。
さりとて愛しい彼はちゃんと快楽を拾えているだろうか?セクサロイド等ではないのだ。ブルームハルトは抱き締めてキスをしたいと思ったが、あいにくと彼の口は先客に塞がれてしまっている。砂糖菓子のように甘ったるく蕩けるような顔をさせているのはいったい誰なのだろうか、リンツの心の奥底を見通す術はない。

「ねっ、たいちょう、しあわせ?」
「いい、すっげ…いいっ……ンッ……しあわせすぎてしにそ……おまえのもっ…」
恍惚とした表情で顔面にシェーンコップの白濁を吐き出されるままに滴らせ、さらにブルームハルトの腰に脚を絡めて胎内に子種をねだる浅ましさに理性が焼ききられそうだ。
それでも彼がしあわせだと言うのなら、戯れに始めたこのイビツな形にも一定の意義があるのだろうか…と快楽に知能を削り取られ鈍りきった頭でブルームハルトは思うのだった。





好奇心は猫をも殺すーーー

0 Comments

Leave a comment